“PAL”でDVDを作ってみる
テレビの放送方式にはいくつかの種類があります。
日本が採用している方式は「NTSC」と呼ばれるものでアメリカ、韓国などが同様の方式を採用してます。
そのため、「NTSC」でない「PAL・SECAM」のビデオは日本国内では再生できません。
そして、DVDビデオには、NTSCとPALなどの区別のほかに、DVD特有のリージョンコードというシステムがある。
市販されているDVDプレイヤー (パソコンのDVDドライブも含む) とDVDソフトには、販売地域によって決められたコードがついており、プレイヤーとディスクのコードが一致しないと再生できません。 よってコードが異なる地域のDVDを輸入しても再生できません。
コードは、0から8までの9つ。
日本は、2になります。DVDのパッケージの背面などによく、リージョン2といった表記がはいっていると思います。
1. Final Cut Proで編集後、「Quicktime変換」でMPEG2(m2v)で出力時にビデオシステムを”PAL”に。
2. 出力されたファイルをDVD Studio Proで読み込み。この時にDVD Studio Proの設定(画面右下のほう)を”PAL”にあわせておく。(そうしないと読み込み出来ない)
↓これは最初にやっておく環境設定
3. DVD Studio Proで構築する。→「VIDEO_TS」ができる。(DVD Studio Proでのフォーマットはなぜかエラー多い?)
*メニュー画面(Title)を設定しておく
4. TOASTでライティング。TOASTも環境設定で”PAL”に設定しておく。
考察
その1 PAL規格の再生機器でチェックする必要あり
その2 NTSCで同様に作成したものより劣化している
その3 映像ソース自体は、PAL機器ではないカメラで撮影している。そもそもPAL規格のカメラって!?
その3 この(独自見解な)方法で業務として納入したこともある。また、同じ相手に、専門業者に委託してPAL作成DVDを納入したことも。差はないように・・・?
本記述は、私の独自の判断による記述もあり、また利用者が取り出した情報が最新の情報ではない可能性があります。
それにしても、TOASTっていいね。この手のものでは最強ではないか?この前、2層DVDを初めて焼いてて、そう思った。2層対応は、Toast 6 Titaniumからか。自分は、8 Titaniumだけど、インターフェースも洗練されてるね。
どんな映像ソースも、DVD含め、何にでもできる感じ。頼りになるライティングソフトだ。