2011年7月30日

「触れるたびに、好きになる。」マジック トラックパッドといふもの

投稿者: 管理者

マジック・トラックパッド

マジック・トラックパッドといふ製品が発売されて、もう一年になる。

自分ごとでいえば、Adobeのイラストレータやフォトショップも日々使うのでデスクトップがメインだし、ベジェ曲線を描いたりするには、当然まだマウスのほうが圧倒的に有利だ。HTMLコーディングだけなら、マウスはなくてもなんとかなっていくのかなとは思うが、やはり15年程もマウスを使ってきたので、本音はマウスのほうが(今は)ラクだ。

ラップトップでも、イラストレータやフォトショップを使うときは、マウスをつないだりしているユーザーも多いはず。

そんな中、先日、MacOSX Lionがリリースされた。

一年前は、MacBookのキーボードの下にある あの四角い部分が、スタンドアローンなデバイスになったんだね・・・程度にしか、思わなかった。
しかしMacOSX Lionのリリースに伴って、マジック・トラックパッドが使いたくなってしまい、Apple Storeオンラインオーダー。
実は、近所の家電量販に、MacOSX Lionの発売翌日に行くと、マジック・トラックパッドすべて完売でした。
やはり、Lionを機にマジック・トラックパッドへの移行を目論んだユーザーは多かったようだ。

そして、オーダーから2日後、僕の手元にもマジック・トラックパッドが届いた。
箱を開けると、いつもの匂いがした。
新品を買うときにだけ味わえる、あのAppleの匂いだ。

ただ、今回はすぐには新OSに飛びつかなかった。
レビューを読んでいると、やはりリスクも高そうだ。
Appleのサイトでのレビューでも、Snow Leopardに戻すというユーザーも割といる。
マジック・トラックパッドをブラウジングで使いたいだけならば、Snow Leopardでもいいのだ。

プリンタドライバなどはどうなのか。
民生用プリンタでエプソンならば、Lion用も用意されてる。
http://www.epson.jp/dl_soft/list/3851.htm

スクロールも今までと同じ感覚でできるので、問題ない。
Lionだと、このスクロールが逆になるようだ。
下にスクロールするのに、指は上に向かって、滑らせないといけない。
そう、iPhoneやiPadと同様になる。

イラストレータやフォトショップでベジェ曲線を描いたりする作業時、LionでもSnow Leopard同様にマウスを併用することができるのかどうか。
でも、ただそれだけじゃあ、Lionにするメリットは少ないのだが、2600円というOSとしては驚愕の価格なので、「ま、とりあえずでもいいんじゃない」程度の気持ちでダウンロードするユーザーも多いだろう。

近日、Lionインストールするので、Adobe系ドロー/グラフィックユーザーおよびHTMLコーディング/その他関連作業におけるMacOSX Lion&マジック・トラックパッドの操作感を検証してみます。

【追記2011.07.30】
ヤマダ電気にふと立ち寄り、MacBook Airを見てみると、MacOSX Lionがインストールされたデモ機があった。
iMacには入っておらず、新製品であるAirだけがプリインストールで店に届いたのだろうか。

そしてFinderを確かめるように、触ってみる。
トラックパッドは、ラップトップのそれより、間違いなく製品版マジックトラックパッドのほうがいい。
大きさの問題だ。ラップトップだと少し、せまく感じた。

そして「指」でいろいろ触ってみる。

???
正直、Snow Leopardでもいいようにも思ってしまった。
ブラウジングくらいなんだよ。この指が活躍するのは。それ以外は、別にって感じ。
Mission Controlだって、別に今更凄いとは感じない。
便利と言えば、便利だけど、Expose/Spacesでもいいし。

インストールする理由がなくなってきた・・・誰か教えて!理由を。